整備命令における整備不良と不正改造の実態

整備不良とは、そのままでは公道を走ることができない状態の車のことで、不正改造車とは、道路交通法の規定や道路運送車両法の保安基準を満たしていない改造、また、車検証の内容と異なる状態にある車のことを指し、どちらも、整備が必要になります。
違法改造車の多くは、車検を通した後に違法改造します。違法改造車を公道で走行すれば、警察に検挙され、「不正改造車」というステッカーが貼られ、15日以内に違法改造箇所を直すよう整備命令書(以下、命令書を交付と呼ぶ)が交付されます。命令に従わないと、ナンバープレートや車検証が没収され、運転が出来なくなります。


整備不良などの車は、暴走族など若年層に多いと思われがちですが、残念なことにプロドライバーでも多くいます。
国土交通省は、毎年6月を「不正改造車を排除する運動」及び「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の強化月間としていて街頭検査が全国で行われます。
平成26年の検査では、15,293台に対して検査が行われ、その結果、約7.6%の1,164台に保安基準不適合箇所が見つかり、その場で改善措置を講じた車両以外の157台に命令書が交付されました。
命令書が交付された内訳は、不適切な灯火器が31件、着色フィルム等の貼付が34件、基準不適合マフラーの装着が30件でした。
また、248台に硫黄分濃度分析器による燃料に関する検査を行い、2台に規格外の軽油を使用していたことが判明し、適正な燃料を使用するよう警告が出されました。

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